チラシで集う人々

先日、朝早くの仕事で百貨店の前を通りかかると、まだシャッターの降りた店舗の前で多くの人が並んでいるという光景に出合った。

彼ら・彼女らは、年齢も服装や髪形といったスタイルも様々で、特別な共通点も見出せなかったが、ひとつだけ共通することがあった。
それは、誰もが手に同じチラシを持っているということだった。

何を買い求めてやってきたのかは知らないが、人生において、殆ど共通点を持たない(であろう)人々が、"チラシ"というひとつのツールによって、同じ時間・同じ場所に来て出会い、同じ空気を吸うという奇跡。
このチラシがなかったら、彼らは一生出会うことはなかったかも知れないのだ。

チラシが人と人をつなぐ。
広告制作も夢のある商売だと思える瞬間だった。