チラシのない世界

折込チラシのない世界というものを想像してみてほしい。

朝起きて新聞を取りに行って、新聞の間に挟まった大量の折込の束を取り落として「あーあ」という沈んだ気持ちにならなくていいし、古新聞を縛る時に余計なものがなくてスッキリと縛れるだろう。何より、ふと見た折込に欲しい商品を見つけて、買おうかどうしようかと思い悩むこともなくなるし、折込を持ってきて「パパこれ欲しいよー」と子供にせがまれることもなくなるだろう。

折込のない世界。

なんと素晴らしいことだろう。

しかし、全くないというのもなんだか寂しいものだ。ここまで慣れ親しんでしまった「チラシのある世界」に今さら別れを告げることなど、現代人は恐らくできないだろう。